社員ブログ
2020.12.16
前ブレーキキャリパー、シール交換オーバーホール、DIY
こんにちは、営業部のT山です。
またまた、しつこく、愛機のお話し、今度は以前から気になっていたブレーキキャリパーのダストブーツ破れを交換のため、オーバーホールしてみようかと。
涼しくなったこの季節に取り掛かりました。
こんな感じで、ダストブーツが破れています、錆や動作不具合の原因になります。
自転車用空気入れを気合でポンピングさせ油圧ラインから空気を入れて、ピストンを押し出します。
バラした部品を綺麗に洗浄します、パッド押さえ「板ばね」の上下間違えないように。
パッド位置決め「板ばね」は、変形しやすいので注意が必要です。
キャリパーからピストンを外し、シールをシリンダーに傷をつけない様に取り除きます。
外したピストンにグリスを塗布して薄く、伸ばします。
スライドピン、ロックピンにもグリスをたっぷり塗布します。
あとは元通りに組み込んでいきます、パッドの「板ばね」がたわんでいるのが見えます。
最後にブレーキフルードを交換、エア抜きしてブレーキ整備は完了です。
お役御免の、古いシールになります。
最後に外した部品が確実に取付けられているかを念入りに確認し、ホイールを装着して完成です。
ブレーキの分解整備は本来、資格を持った整備士しか出来ない内容になります。自家用として持ち主が整備するのは法的に問題ありません。が、高度な技術を必要としますのでおすすめ出来る整備ではないですね。ただ、この整備でブレーキの踏みしろ幅が大きくなり、よりスゥーと車を制動することが出来る様になりました。
200,000kmを目指して走ってくれるよう、負担かけずに大事に乗りますね。