社員ブログ
2021.03.29
南伊勢の釣り堀にて
Buenos Dias、こんにちは。
春の匂いがしてきた大阪から、品質技術部のK林です。
先週末に会社の方々と釣り掘に行きました。
故郷の北海道、室蘭という場所で海釣りに行った思い出があるのですが、
真冬の海は寒すぎて凍死しかけた記憶があり、
釣りを「娯楽」というよりも「修行」というものとして考えていました。
謎のアトラクションと南国風の木々
しかしそんな考えはどこ吹く風、三重県の南伊勢は暖かく、
美しい海岸沿いにはヤシの木も生えており、
まるでメキシコのアカプルコに来たかのような錯覚に陥ります。
まさに南伊勢は「日本のアカプルコ」ではないでしょうか?
ちなみに私はメキシコのアカプルコに行った事は一度もありません。
まあよく分からない前置きは程ほどにして、本題に進みたいと思います。
筏で出来た釣り堀、結構揺れます
朝8時を過ぎた頃、我々一同は筏で出来た四角形の釣り堀を囲み、釣りを始めました。
すると開始早々、釣り堀が沸きます。
理研の釣りキチ三平ことK田氏が何と開始5分足らずで一番の大物クエを釣り上げます。
さてどうしたものか、我々もインド人もびっくりです。
表面に魚が見えた瞬間、誰かが「クエだ!」と叫んだのですが、
その叫びには「UFOだ!」という叫びにも似た既視感がありました、不思議です。
1日に1尾しか放流されないクエを早々と釣り上げて不敵な笑みを浮かべるK田氏、
狙っていたラスボスを開始5分で釣られて若干焦燥した表情を浮かべる我々一同、
まるで隣人の家の火事を傍観するかのように佇む他の釣り堀の人たち、
心を切り替えて昼ごはんのカップラーメンをどのタイミングで食べるか考える私、
穏やかな空気に包まれていた釣り堀は一転してカオスな雰囲気になります。
しかし、ここで我に帰った私にもチャンスが到来します。
竿に重力がかかり、日常生活では味わうことのない振動が腕から体全体に伝わります。
四苦八苦した末、水面に赤色をした鯛が暴れながら現れます。
私だけではなく、他の方々の釣り竿にも次々に鯛がかかります。
鯛は朝方によく釣れるらしいです。私もこの目で確認いたしました。
結局私もこの鯛ラッシュに便乗して合計で鯛を3尾釣り上げます。こりゃめでタイ。
その後はヒラマサを1尾釣っておしまいでしたが、
素人の私にとっては非常に満足のいく釣果となりました。
最終的に一番多く釣ったのは例のK田氏で鯛と青物含め10匹超です。
これでは釣り堀も赤字です。
K田氏。釣り堀からしたら要注意人物でしょう
釣った魚は釣り堀の方々に締めて頂きました。
日に焼けて逞しい海の男といった風貌のお兄さんが圧巻の手際良さで、
次々と魚を締める手さばきは正にLike a Artでした。
ここで洗っておけば家に帰ってから楽チン
その後は洗い場で釣った魚の鱗や内臓を取り除きます。髪の毛や服に血や鱗が飛び散りますが、
慣れてしまえば気にすることはなくなります。
長くなってきたのでここらへんで総括すると、この日は素晴らしい一日を過ごすことができました。
釣り竿や仕掛けを貸して頂いた生産部のT井さんにはこの場を借りてお礼を伝えさせていただきます。
大人数で飲み会や会食などに行けないこの時期、
会社の皆さんと釣りに行くことが出来て本当に良かったです。
次は大物狙うぞ~~!